菅新政権発足後、目玉政策の一つであった携帯電話料金引き下げに対し一通りの回答が出揃いました。
これらを比較し、どれを選択すべきか解説していきます。
目次
ahamo・povo・onLine 各プランの比較表
まずは概要レベルで各プランの比較をしてみましょう。
ahamo | povo | onLine | |
月額料金 | ◯2980円 | ◎2480円 | ◯2980円 |
5分以内通話かけ放題 | 付帯(0円) | △月額500円 | 付帯(0円) |
データ通信容量 | 20GB/月 | ||
超過時通信速度 | 1Mbps | ||
テザリング | 付帯(申込不要) | ||
契約事務手数料 | 無料 | 未定(無料?) | 未定(無料?) |
MNP転出手数料 | 無料 | 未定(無料?) | 未定(無料?) |
eSIM | 未定 | 対応 | 対応 |
iPhone対応 | 対応 | 未発表 | 未発表 |
その他 | 国際ローミング無料 | トッピングサービス | Lineの通信無制限 |
先陣を切ったdocomoに対し、auとsoftbankが追随した形で大きな違いはありません。
ahamoの特徴
ahamoの特徴は、大きく以下の2点でしょう。
- 「docomo」というネームバリュー
- 国際ローミング無料
コロナ禍の中、国際ローミングの強みはかなり厳しい所があります。
しかし、「docomo」のネームバリューを重視する層や「docomoだから通信回線が高品質」と考える層は一定数見込まれると想定されます。
povoの特徴
一番特徴らしい特徴があるのはpovoでしょう。
通話はほとんどしない層に対しての回答を示す事が出来たのではと思います。
トッピングサービスについてはこれからの情報次第ですね。
onLineの特徴
現状で一番苦しい位置にあるのはonLineではないでしょうか。
三社間での契約者数が一番小さい中、Lineの通信がギガにカウントされない...という点では強みに成り得ないのではと考えています。
どれを選べば良い?
通話をfacetimeやLine通話などでほぼ賄える場合は、「povo」が良いでしょう。
そうでない場合、現時点の情報では「基本的に」どれを選択しても大差ないと考えられます。
楽天(Rakuten UN-LIMIT)は選択肢に入る?
メイン回線として楽天を選択することは、通信エリアの観点からまだ厳しい可能性があるでしょう。
基地局整備が進むことを期待します。
eSIM対応であることは評価できるものの、iPhoneへの正式対応も急がれるでしょう。